blog #02


 

【購入したコーヒーの保管について】

購入したコーヒーの美味しさを出来るだけ長持ちさせながら飲めるようにしたいですよね。 

そこで知っておいた方が良い「コーヒーを長持ちさせる方法」についてまとめてみました。

 

普段、購入したコーヒーはパッケージのまま、自宅のリビングやキッチンに置かれている場合が多いと思います。

少量を購入し毎日飲んでいく場合なら良いですが、買い置きや飲み切るのに1、2ヶ月以上掛かってしまったり、エイジング(熟成)させていくにも適切に保管する必要があります。

blog #01 でお話ししたようにコーヒーは焙煎後から徐々に香りと味わいが変化していきます。

この変化の中で品質を長持ちさせるためには『劣化を早めさせない』ということが重要になってきます。

 

コーヒーにとって短期間で劣化してしまう原因

  • 酸素
  • 水分・湿気
  • 保存している場所の温度
  • 太陽光・紫外線

 

主にこれらの要因により結果的に劣化するスピードを早めてしまう状況になってしまいます。

酸素と水分・湿気は特に劣化してしまう原因となります。

コーヒーは酸素に触れた状態では酸化が進んでいきます。酸化してしまうとコーヒーの香りが無くなり、味もネガティブな酸味が出やすくなります。また、水分に触れてしまっていたり、湿気の多いところでは最悪、コーヒーにもカビが発生する可能性があります。

 

保管する場所の温度にも注意が必要です。

特に夏場の高温になりやすい場所に置いておくことは気をつけた方が良いです。高温による状況では劣化を早めてしまう原因となってしまいます。

気温の変化により温度が+10℃上がれば劣化の速度が倍になってしまうという検証結果もあります。

品質を安定させたり、熟成させるには常温が良いとされています。これは熟成させるために適した温度が約20℃前後とされていますので、人が快適に過ごせる室温くらいであれば問題ないです。

 

太陽光や蛍光灯の光についても影響を受けます。これは紫外線や温度変化による化学反応が原因で劣化してしまうためです。

ガラス瓶やプラスチックなどの光を通す容器に詰め替えて保管する場合は注意です。使用する場合は出来るだけ直射日光などが当たらない場所に置きましょう。

 

コーヒーというのは意外にも繊細なものだと分かります。

 

これらの結果によりコーヒーの劣化を早めさせないためには。

  • 空気や光を遮断することができる密閉容器などを使用する。
  • 高温にならず温度変化の少ない暗所に置く。

ということが重要となっていきます。

 

 

【買い置きなど長期保存について】

買い置きなどで1ヶ月以上開封せずに保存しておくなら、冷凍保存することをオススメしています。

冷凍庫に入れることにより温度が下がり、劣化するスピードを遅らせることができます。

冷凍庫に入れていてもコーヒーは水分が少ないため凍りません。また、紫外線や温度変化による影響を受けづらいこともメリットになります。

容器の密閉状態だけ気をつけて冷凍させておきましょう。

 

※冷蔵による保存はあまりオススメしていません。

冷蔵庫内では頻繁にドアを開閉することもあり、温度の変化を受ける事もあります。また、他の食材からの匂い移りも影響する可能性もあります。

 

 

【Nagino Coffeeのパッケージについて】

当店では焙煎後なるべく早い段階でパッケージングをおこない発送しています。また、コーヒーをお客さまにお届けするパッケージは保存にも効果のある物を採用しています。

 

通常、焙煎後にそのままパッケージングしてしまうとコーヒー豆から発生するガスにより、袋内部が圧に耐えられず、お届けする前に破裂してしまう可能性があります。その為コーヒー豆から発生するガスを逃す必要があり、数日間はその期間が必要になってきます。しかしできるだけ早く焙煎後の新鮮なコーヒー豆をお届けする為にこだわりのあるパッケージを使用しています。

 

パッケージ裏にバルブを付属していますが、これはワンウェイのバルブになっている為、袋内部のガスを排出しながらも外気の侵入を遮断する機構となっています。

 

 

パッケージも光を通しにくい素材で出来ていますので紫外線にも影響を受けづらく、入口もチャック付きになっているため、わざわざ別容器に入れ替える必要も無いので便利です。

ということで、置いておく場所の温度や湿度に気をつけていただければ、そのまま保管して大丈夫なものになっています。

 

 

 

 

 

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