blog #03


【コーヒーの焙煎度について】

 

コーヒーには様々な香りや味わいがあって自分の好みを探す楽しさがあります。

自分好みの味わいを探すうえで『コーヒーの焙煎度』というものがはじめに重要になってきます。 

この焙煎度の違いについて知識が増えるとコーヒー選びがより楽しくなっていきます。

ということで今回は焙煎度についてまとめてみました。 

 

 

はじめにコーヒーの焙煎について簡単に説明すると、

『コーヒーの生豆(なままめ)に火を煎れる加熱工程』

になります。

 

…これではざっくりすぎますね。

 

コーヒーの専門店などに行かないと、焙煎前の生豆の状態を見る機会はなかなか少ないと思います。

生豆を手に取ってみると表面はとても硬く、青臭くさいだけでコーヒーの香りというのは全くしません。

この状態では飲むことも出来ません。

 

 

見慣れたコーヒー豆にするには加熱工程をおこなう必要があります。

生豆に火を煎れることによって化学反応を起こし、あのコーヒーの特徴的な香りと味が出るようになります。

 

そしてこの加熱工程で使用されるのが焙煎機になります。

焙煎機もたくさんの種類があり、国内外の製造メーカーによって形状や容量、熱源の違いなど様々ありますが、目的は同じで生豆に火を煎れるために加熱処理をしていくということになります。

 

 (出典:FUJI ROYAL HP)

 

この加熱工程の中で、どれほどの熱量とそれに掛かる時間や冷却まで含め、「焙煎度の違い」を作ることにより同じコーヒー豆でも香りと味わいが全く別物に変化していきます。

 

では焙煎度について説明すると、

『浅煎り』

『中煎り』

『中深煎り』

『深煎り』

4つに分類されます。(中深煎りを中煎りと深煎りに別けて無くし、3つの分類の場合もあります。)

さらに細分化されると8段階になり、それぞれの焙煎度合いに名称も付けられています。(国によって分類や名称に違いがあります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

焙煎度合いで味わいに変化の違いが現れますが、基本的に加熱工程が浅ければ酸味が残り(浅煎り)、深くなるにつれて苦味が増して出る(深煎り)ようになります。

 

焙煎を行うときはその豆の理想的な味わいと再現性を計り、この工程の中でどのように熱量を加え、煎り止めるのかを常に考えています。

(豆の品種や生産地の標高、精製方法、水分量、その日の気温や湿度も考慮し調整します。)

焙煎に失敗してしまうと生焼けやコゲによって味わいに悪影響を及ぼしたり、色ムラなど見た目的にも残念な感じになります。

 

そして知っていてもらいたいのは、

実は焙煎の分類というのは焙煎士やお店の考え方、コンセプトなどによって変わるため実際は割と曖昧です。お店ごとに多少変わってきます。(コーヒー協会でL値やアグトロン値の測定値が使用されるなど、豆の色合いの明るさを基準に焙煎度合いを数値化したりしてはありますが。。)

 


 

【焙煎度による好みの味わいについて】

 

特に日本人は深煎りが好みという人が圧倒的に多いみたいです。

コーヒーといえば『苦味とコク』が好み。または『酸っぱいと感じるコーヒーは飲めない』という人は多いのではないでしょうか。 

 

ここで焙煎度の違いによって変わる特徴を見ていきます。

 

▶︎ 深煎り

焙煎時間が長く、豆の表面も黒くなっていきます。加熱が長くなるにつれて苦味が形成されていきます。

抽出器具によっても違いが現れますが、酸味があまり無く、コクのある苦味の中に甘さが感じられたりします。

深煎りのコーヒーは、ミルクや砂糖と合わせたりアイスコーヒーでも飲みやすく楽しめます。

 

▷Nagino Coffee 
【深煎り商品】

 

 

▶︎ 中煎り〜中深煎り

マイルドな酸味と苦味のバランスの取れた味わいが表現されます。

生産地や品種による豆の持つ個性を楽しむことができ、飲みやすい焙煎度だと言えます。

飲む時間帯を問わず、様々な料理やスイーツなどにも合わせやすいです。

 

▷Nagino Coffee 
 【中煎り商品】
 【中深煎り商品】

 

 

▶︎ 浅煎り 

焙煎時間が短く、そのコーヒー豆の本来持つ特徴を引き出す焙煎度合いです。

2000年代以降アメリカから始まった「サードウェーブコーヒー」の流れの中で、豆の持つ個性を重視するようになり、浅煎りのコーヒー豆が世界的にも流行しています。

これは、生産される地域の土壌や環境により特別な香りや味わいが生み出されるため、その個性を消さないように浅く焙煎されるようになった背景があります。

特にスペシャルティコーヒーの浅煎りでは、上質な酸味によりフルーティな味わいに注目され、よく柑橘系の風味に例えられることが多いです。クリーンで華やかな香りと甘さ、軽やかな味わいを楽しむことができます。

 

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 【浅煎り商品】

 

 

焙煎度の特徴を大まかに挙げてみましたが、焙煎機の特性や抽出器具によっても引き出される風味は様々です。

焙煎度が違えば、紅茶のような華やかな香りのものから、フルボディのしっかりとした質感とアフターティストのあるものまで本当にたくさんあります。

コーヒーに求める美味しさは本当に人それぞれですが、普段飲み慣れたコーヒー以外にもぜひ試していただきたいです。

 


まとめ

 

自分好みを見つけるには生産地や品種によっても風味は変わりますが、

まずは『焙煎度による違い』でコーヒー選びをぜひ楽しんでいただければと思っています。

カフェでも、お家コーヒーでも味わいの選択肢が増えることは新たな発見や楽しみになっていきます。

同じコーヒー豆でも火の煎れ方だけでこんなに味わいが変わってしまうという不思議さ。何とも奥が深いです。

 

 

 

 

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